おはようございます。こんにちは。こんばんは。

yama-chanです。

今回の記事は、塩基性染料とHC染料とは? 美容室で話題の最新染料です。

昨今サロンでも浸透してきた塩基性染料とHC染料ですが、

知ってはいるけどイマイチ”ピン”とこない方も多いのではないでしょうか?

今日は、改めて塩基性染料とHC染料のお話をしていきたいと思います。

 

塩基性染料とは?

 

水溶性染料の一つでプラスの電荷を持っており、ケラチンタンパク質のマイナス部分とイオン結合します。

PHがアルカリに傾いている状態(ダメージ毛)ほどよく染まります。

塩基性染料は、何かを添加しなくてもそれだけでしっかり発色して髪を染めることができます。

色数は少ないですが、トリートメント成分と相性が良く、色落ちしにくいのも特徴です。

 

HC染料とは?

 

分子径が小さく、キューティクルの隙間から浸透するため、キューティクルを開く必要がなく髪の表面の内側まで染めることが可能です。

色の種類が豊富で、鮮やかな発色が特徴です。

分子が小さく、電荷をもっていないため、塩基性染料に比べると色落ちが早いです。

髪だけでなく地肌にも優しい染料で、塩基性染料と並んで安全性の高い染料といわれています。

 

塩基性カラー(カラートリートメント)

 

カラートリートメントの呼び名の通り、トリートメント性と安全性はヘアカラーの中でダントツです。

「塩基性染料」と「HC染料」という異なった性質の染料を混ぜ合わせて作られています。

HC染料ですが、色落ちが早いという特徴がありますが、塩基性染料が配合されることで、色持ちがよくなります。

同時に塩基性染料だけでは色数のバリエーションが少なくなってしまうのでHC染料がその弱点をカバーしています。

それでも色持ちは平均2~3週間といわれていますので、キューティクル保護成分などでできるだけ色持ちを長くすることが大切になります。

塩基性カラーは皮膚についても染料が残りにくい性質をもっているため、地肌へのダメージも少なく、安全に使用することができます。

アレルギーが心配な方やダメージヘアで悩んでいる方、皮膚が弱くてかぶれやすい方、カラーの刺激臭が苦手な方にお勧めです。

 

塩基性カラーの長所・短所

 

長所

 

・トリートメント効果が高くダメージ毛でも染められます。

・色のバリエーションが豊富で鮮やかできれいな発色。単体でも染められます。

・地肌へのダメージも少なく、刺激臭がありません。

・安全性の高い染料で、アレルギーが心配な方や皮膚の弱い方も染められます。

 

短所

 

・色持ちが平均2~3週間と短いです。

・染めたては、タオルや服に色移りする可能性があります。

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